思い出

【妊娠10週】あえてパパが書く妊娠記録|こんなときに生き物を飼う

「妊娠記録」をあえてパパがつけてみることにしました。

検診結果や体調などの妊婦ご本人や胎児の「経過」ではなく、日常(家庭環境)の変化やパパにできるサポートなどの方に重きを置いて書いていきます。

どのくらいの時期に何をしたか、どんな苦労をし、どんな気持ちで過ごしていたか。

この先のイメージがまだ湧いていないパパたちの参考になればと思います。

最後には、その月ごとのイベントやタスクを一覧としてまとめています。ぜひご活用ください。

妊娠10週目(妊娠3か月)の記録

6月30日(10w0d)つわり中、激辛を欲する?

買い出し出発前に妻に何が食べたいかを聞いてみると、まさかの「スンドゥブ」。そして「暴君ハバネロ」も買ってきてほしいと。急にどうした?

妻は元々しょっぱいとすっぱいが好きで、辛いのは好きでも強くはない。つわり開始当初は吐いたら地獄見そうだからとしばらく辛い物は避けてきた。にも関わらず突然の解禁。

唾が苦くて気持ち悪い。優しい薄味より振り切った味の濃さの物が欲しい。とのこと。

やっぱり、全力で想像してみるも、つわりの傾向は掴めそうにない。

7月1日(10w1d)トミカ収納

赤ちゃん返り娘とつわり妻に付き合っていると、イヤイヤ期真っ只中の息子と満足な関わりができず。何か息子のためにできることはないか…

プラレールとトミカ、どっちに好奇心を全フリするか悩んでいる息子に、どっちもしまえる収納棚を作りました。※DIY未経験

我ながらいい感じ。他の家具にも馴染み、既製品(セリアの板)を使用したため超簡単。息子も気に入ってくれた模様。

よそ見をせず君と思い切り関わる時間をもっともっともっと増やせるように努力すると誓うよ。近頃は放置時間が多くて本当にごめん!

7月2日(10w2d)カタツムリ

梅雨に入り幼稚園でカタツムリの歌を歌っている娘、登園バスまでの道中でカタツムリを発見し大興奮。連れて行きたいと喚くも拒否!でも娘を送り終えて家に戻る道中でカタツムリが後ろ髪を引いてきたためパパ単独で捕獲。娘の帰りを待つ。

にんじんをあげてオレンジのうんち、ピーマンをあげて緑のうんちが出ることを見せたら逃してあげよう。今、生き物を飼う余力は我が家に無い…

7月3日(10w3d)パパ、またしても限界を迎える

妻のつわりが始まってもう5週。仕事も家事も育児もとなると、さすがに疲れが。先週もリンパ節炎になったのに、今度は明らかに違う何か。案の定40.2度の熱を出す。

前回の妊娠時のことを思い返すと、つわりのピークはこれからかもしれない。そろそろ来るのかもしれない。また入院になるかもしれない。そうなると仕事の方の調整が…

明日の登園に向けてスモッグのアイロンだのお弁当の準備だのやりたいことが死ぬほどあるから早く寝かしつけまで済ませたいのに、子どもたちはふざけて夜ご飯中も家中を走り回る。

崩壊!

幼稚園では座って食べてるだろ、なんで家ではまともに飯も食えないんだ、さっさと歯磨きして寝るよ、今日は絵本なし!と発狂。娘、大泣き。

3人目を妊娠した。それだけでその瞬間に子どもたちが急に成長するわけではない。でも「コレくらいできるようになってくれよ」と願ってしまう。

そして、泣きじゃくる娘に渾身の捨て台詞「パパだってしんどいの!!!」。

愚の骨頂…

7月4日(10w4d)覚悟

残っていた解熱剤を飲んで早めに就寝したところ、一夜にして全快!たぶん、何かに感染したわけでもなく、疲れていただけなのだろう。

前日のようにしゃがむのも抱っこするのも関節に激痛が走るようではもう終わりだと絶望していたため安堵。

一度発狂したからかメンタルも整う(この整え方はもう二度とやらない)。

もう大丈夫。入院でもなんでも来い!子どもたちも健やかに走り回れ!愛してる!

7月5日(10w5d)カタツムリを逃す

3日前に捕まえたカタツムリ。霧吹きも定期的にしていたが、少し乾燥気味に見える。心なしか元気もないように。

今、飼っていた生き物が死んでしまう心のダメージは避けたいところ。そろそろ逃がしてあげることに。

オレンジと緑のうんちを見て娘は嬉しそうだったし、朝起きると必ず「おはよう」の挨拶をしていたし、「シュッシュ(霧吹き)しなきゃ!」と自発的に動いたりと、数日でも良い経験にはなったでしょう。

夜になって急に私が寂しくなり、「やっぱりもう少し飼うか」と思い立って逃がしたところに向かってみるも、もう姿は無い。どうしよう、やたらと寂しい。娘も同じ気持ちを抱いているとしたら可哀そうでならない。

7月6日(10w6d)町内会のお祭り

「金魚すくいやりたい!」と娘が言い出す。いつもの私なら「飼えないからダメ」というはずが、前日のカタツムリの一件により私も飼いたいと思ってしまう事件が発生。「1匹だけ」という条件で飼うことに。4日前には「今、生き物を飼う余力は我が家に無い」と言っていたはずだが…

先週は「とある一日」と題して「えげつない日常」をまとめておいて、餌やりや水換え、カルキ抜きなどのミッションを自ら加えるとは、なかなか病んでいると実感。

でももう引き返せない。目いっぱい大切に育てると決意!

妊娠3ヶ月(妊娠8週~11週)

大半の人が「妊娠」に気付き、初受診を終え、妊婦としての生活を開始している頃だと思います。

メインは「つわりとの激しい戦い」と「諸々の調整」です。つわりをどう乗り越えるか、職場や友人にいつ報告するか、そのあたりを考える時期にあたります。

つわりで体調が優れず少しでも安静にしておきたいところですが、この先のプランが不透明だと焦りや不安から無理して先走って行動し、体調を悪化させてしまうことも。

そうならないよう、この先に控えるタスクやイベントを把握しておきましょう。

ママにしかできないタスクももちろんありますが、パパにもできるタスクもあります。夫婦で相談し、うまく分担できると良いでしょう。

諸手続きを済ませる

産婦人科を受診して妊娠の確定診断を受け、妊娠届出書を市区町村に提出し、「母子健康手帳」や妊婦検診の「受診券(補助券)」をもらい、妊婦健診を開始する。

妊娠したらまずすべき諸手続きを済ませておきましょう。

胎芽から胎児へ

7週目までは「胎芽」の状態だった赤ちゃんが、8週からは「胎児」と呼ばれるようになります。

心音が確認できることも

胎嚢、心拍の確認はもう済みましたか?検診のタイミングにもよりますが、8週を過ぎた検診時には「心音」を聞くことができる場合があります。

我が家の第三子妊娠時は「10週6日」で確認できました。「生きてる!」という実感が湧きます。尊いです。

産院を決める

里帰り出産、自宅出産、助産院出産、最寄りの産院、無痛分娩、フリースタイル分娩、院内の雰囲気、口コミ、産前産後の教室やフォローの手厚さ、入院費用…

あらゆる事情を考慮の上、希望に合った産院を検討しましょう。

コロナ禍以降、立会い可否、面会時間なども病院によって大きく異なります。パパや兄姉、祖父母との面会についても確認することをおすすめします。

人気の病院はすぐに枠が埋まってしまうこともあります。早めに決断しましょう。

分娩予約をする

産院が決まったら、すぐに分娩予約をしましょう。初診時にすでに決めている方、2ヶ月目までに予約まで済んでいる方もいらっしゃるとは思いますが、3ヶ月頃までには分娩予約をするケースが多いようです。

まだ決めていない方は、妊娠3ヶ月(妊娠8週~11週)中を目途に予約しておきましょう。

今後のタスクやイベントを把握する、リスト化する

性別がわかってからの方が良いタスク、体調が落ち着いているときにしかできないタスク、今すぐにでもやるべきタスクなど、優先順位や時期も様々。当ページを参考に、計画を立てておきましょう。

やり忘れているタスクが無いか確認

本来なら妊娠2ヶ月(妊娠4週~7週)にやっておくべき、あるいは始めておくべきタスクが残っていないか、念のため確認しておきましょう。

特に妊娠発覚が8週以降だった方については、急ぎやっておくべき事柄があります。当ページ上部に戻り、確認しておくことをおすすめします。

各方面への報告のタイミングを考える

妊娠報告のタイミングは自由ですが、意外と悩むものです。妊娠しているという事実がいつ誰に影響を及ぼすか、体調不良などの際に頼るべきは誰か、あらゆる要素を考慮して検討しておきましょう。

ちなみに!
パンパパ!運営者「幸作」の職場報告は、第一子と第三子妊娠時は12週以降でしたが、第二子妊娠時は10週でした。妊娠悪阻で妻が入院するも当時第一子は1歳半。保育園にも入れていないため預け先もすぐには見つからず私が休暇や在宅勤務で調整。仕事に影響が出ることから安定期を待たずに報告しました。働くママだけではなくパパも職場への報告時期は状況に応じて検討する必要があります。

妊娠線予防クリーム/オイルを用意する

妊娠によりお腹が出てくるのは妊娠中期頃ですが、「妊娠線」の予防は初期から始めておくに越したことはありません。

中にはつわり期間中にお腹のマッサージをすると気分が悪くなってしまう、という症状もあるようです。無理なく始めることをおすすめします。

※妊娠線予防をしたからといって必ず避けられるわけではあありません。

ちなみに!
私の妻は第一子、第二子の妊娠時は妊娠線を避けられました。第三子もこのまま乗り越えられることを祈るのみです。

掲載する内容には十分注意をしておりますが、医療従事者等の専門的な意見に取って代わるものではありません。診断や治療法につきましては、必ず医療従事者など専門家に確認していただきますようお願い申し上げます。飽くまでも個人の記録であり、「経験談」を超えるものではありません。お含みおきください。

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