思い出

【妊娠8週】あえてパパが書く妊娠記録|ワンオペ育児パパ、限界を迎える。

「妊娠記録」をあえてパパがつけてみることにしました。

検診結果や体調などの妊婦ご本人や胎児の「経過」ではなく、日常(家庭環境)の変化やパパにできるサポートなどの方に重きを置いていきます。

どのくらいの時期に何をしたか、どんな苦労をし、どんな気持ちで過ごしていたか。

この先のイメージがまだ湧いていないパパたちの参考になればと思います。

最後には、その月ごとのイベントやタスクを一覧としてまとめています。ぜひご活用ください。

妊娠8週目(妊娠3か月)の記録

6月16日(8w0d) 保育参観

娘の幼稚園の保育参観。妻が絶不調のため私が行くことに。行ってみると「父の日」ということもあってか9割がパパ。すごい時代だなーと、つくづく。

家ではなかなか引き出せない特別な全力の笑顔を何度も見ることができて安心。ママとパパが好きと言うけど、やっぱり同年代のお友達と遊ぶ方が楽しいんだろうなー。

そうやって、外の世界に触れて、いつか飛び立っていくんだろうなー。娘も、息子も、お腹の子も。そして、そんな日があっという間にくるんだろうなー。

噛み締めよう。子育て期間も、妊娠期間も。その時々のワクワクとか、バタバタすらも。

6月17日(8w1d) ピザを食べたい衝動!

妻、急にピザを食べたがる。

デリバリーしようか店舗に取りに行こうか悩んだものの一旦見送り。理由は二つ。

  • 今月の家計がピンチ!
    つわり対策や私の慣れない家事のためにいつもより出費がかさんでいる。
  • 急に食べたくなくなる可能性もある!
    気持ち悪くなったり、別の食べ物が食べたくなったとき、冷めたピザほどがっかりするものはない。

よって、残念ながら見送るものの、冷凍ピザを買いに行くことに。冷凍ピザなら約300円で3つに個包装。家計が苦しい我が家、つわりのひどい妻にはピッタリ。

第一子、第二子のときもピザを食べたい衝動があったと記憶。つわり中、ピザがおすすめ!

6月18日(8w2d) PP袋

普段は出社日の朝食は省くが、最近は早起きをして子どもたちに朝ご飯を食べさせてから出るため、朝食を食べる習慣に。そもそも有休や在宅も多い。よって、とにかく食パンの消費が早い!みるみる減る。

そこで思い立つ。パンの袋(PP袋)を今のうちに溜めておこう、と。

じきに第三子が生まれてくる。一日に何度もうんちをする。第二子と合わせるとものすごい数のおむつゴミが出る。おむつゴミの匂い対策はパン袋!常識になりつつあるコレ、今から貯め始めよう。

6月19日(8w3d)愚痴!

小声の駄文、失礼します。

定時ダッシュで帰ると家に着くのは18時45分。着替えと手洗いを済ませ、3歳と1歳と大人2人のご飯。料理は全員バラバラ。ご飯を終えたら子ども2人まとめてお風呂。あせもがひどいためそれぞれの薬を塗りたぐる。幼稚園のプールが始まったものの水着セットは1式しか用意していないためそこから洗濯+乾燥機。散らかり放題のリビングを片付け、掃除機をかけ、暴れ回る2人をプロレス技のように締めて歯磨き。爪が伸びていることに気づき、今日は2人の爪切り。で、寝かしつけ。倍速で絵本を3冊読み、スマホで会社のメールチェック。寝たら明日の準備。朝ごはんと、娘と自分のお弁当を可能なところまで用意。昼間から放置されている食器を洗って、ストローマグと水筒のゴムパッキンを消毒。洗剤を買いに薬局に行き、スーパーで妻が食べられそうなもの(あとビール!)を買う。帰りにポストをチェック。乾燥が終わっていたため全て畳んで所定の位置に収納。半乾きだった一部を浴室乾燥に移動。園服とスモッグとハンカチと自分のワイシャツにアイロンがけ。登園リュックにはおしぼりとコップを入れ、登園バッグにはタオルとスモッグと体操着をしまい、プールセットに水着とプール用タオルをしまう。園服のポケットにアイロンがけしたハンカチとティッシュをしまう。ポケットから親友Yちゃんからのお手紙を発見。可愛い!連絡ノートを確認。余ってるご飯を小分けにして冷凍し、明日の米を予約。お子達と入浴したため放置していた浴槽の掃除と風呂用おもちゃの片付け。匂いが気になる季節+つわりのため三角コーナーを片付け。明日はゴミの日のためシンクや排水溝も掃除。各ゴミ箱からゴミをかき集め、おむつゴミたちもまとめ、玄関に放置。各ゴミ箱にゴミ袋をセット。紙ごみの日なのでダンボールたちを締め上げる。タイミングを逸脱して引っ込んだ便を力ずくで押し出し、歯磨きをして、戸締りを確認し、さあ寝るか!

というところで、子育てあるある「え、今日という日はこれでいいのか?」という自問。「疲れたから早く寝たいけど、本当にこれでいいのか?」と。そういえばさっき、ビールを買ってきた!歯磨きもしちゃったけど、飲みたい!

溜まっているドラマを観るのはさすがにしんどい。そうだ、鬼滅の刃を観よう!30分ならちょうどいい。プシュっとビールを開けた途端、2階から子どもの泣き声。妻はいるけど、念のため様子見に。漏れなく2人とも起きて泣き始める。また20分かけ寝かしつけてリビングに戻ると鬼滅の刃はエンディング。やっぱり寝るか、と決意するも、机上には開封済みのビール。巻き戻し、再生。また歯磨きをし、念のためもう一度明日の登園持ち物チェックをし、翌朝のシミュレーションをしながら就寝。

子達より早めに起きて朝ごはんとお弁当の続きを作る。できれば起きてくるまでに自分の出社の準備。起きてきたら急いでご飯を食べさせ、着替えさせ、歯磨きをして、息子のうんちを変える。出発前にお弁当(保冷剤を忘れずに)とお箸をしまって、プールカードに体温とサインを記入。できれば親友Yちゃんへの返信の手紙も書いた方がいいかな。そして、出社。

おやすみなさい。

6月20日(8w4d)高熱に見舞われる

昨日の弱気はコレの前兆だったのか!喉の激痛、首に押すと痛いしこり、鼻水、そして高熱。仕事中に異変を感じて計ると39.6度。はい、帰ろう。

もう無理だ!だからと言ってどうしようもない。でも無理だ!もしこれが子どもたちに移ったら、もっと無理だ!

昔、母が言っていた。「母親は倒れることすらできない」と。疲れたから休む、そんなことができるうちは多分そんなに疲るほどの状況じゃない。体調を崩したから少し安静にしておこう、なんて言ってられない次元のどうしようもなさって本当にあるんだなー。

6月21日(8w5d)リンパ節炎

寒いし暑いし喉も首も痛いし、夜は全然眠れず。結果、リンパ節炎…。

でも幸い、これ自体は人に移らないとのこと。これを引き起こした根本的な原因(風邪などの感染症)は移るそうだが、おそらく疲労から来たやつでしょう。きっと大丈夫!

幼稚園から帰ってきたら娘が「ささのはさーらさらー」と歌っているのを聞き、もうすぐ七夕だったと気付く。幼稚園では短冊についてや願い事についても教えてもらってただろうに、ごめん!

ということで、短冊を作ることに。

娘になんて書きたいか聞き取りをしたところ、「ママとかがよくなりますように。大好き。いつもみんなありがとう。風邪とかひかないでね。」と書きたいとのこと。

涙は堪えたものの、鼻水が止まらない。リンパ節炎のせい!

パパなんて「とか」でいい!早く家庭の中心にママが戻ってきてほしい!

6月22日(8w6d) 初、定期検診

何事も問題なし。順調順調。

妊娠とわかった最初の受診と、つわりが急に無くなって不安になった診察、そして今回の定期健診。計3回の診察により、正式な「出産予定日」が確定。1月末!

妊娠届出書の提出に次いで妊娠した自覚が湧くイベントだと思う。いよいよ楽しみでならない。

妊娠3ヶ月(妊娠8週~11週)

大半の人が「妊娠」に気付き、初受診を終え、妊婦としての生活を開始している頃だと思います。

メインは「つわりとの激しい戦い」と「諸々の調整」です。つわりをどう乗り越えるか、職場や友人にいつ報告するか、そのあたりを考える時期にあたります。

つわりで体調が優れず少しでも安静にしておきたいところですが、この先のプランが不透明だと焦りや不安から無理して先走って行動し、体調を悪化させてしまうことも。

そうならないよう、この先に控えるタスクやイベントを把握しておきましょう。

ママにしかできないタスクももちろんありますが、パパにもできるタスクもあります。夫婦で相談し、うまく分担できると良いでしょう。

諸手続きを済ませる

産婦人科を受診して妊娠の確定診断を受け、妊娠届出書を市区町村に提出し、「母子健康手帳」や妊婦検診の「受診券(補助券)」をもらい、妊婦健診を開始する。

妊娠したらまずすべき諸手続きを済ませておきましょう。

胎芽から胎児へ

7週目までは「胎芽」の状態だった赤ちゃんが、8週からは「胎児」と呼ばれるようになります。

心音が確認できることも

胎嚢、心拍の確認はもう済みましたか?検診のタイミングにもよりますが、8週を過ぎた検診時には「心音」を聞くことができる場合があります。

我が家の第三子妊娠時は「10週6日」で確認できました。「生きてる!」という実感が湧きます。尊いです。

産院を決める

里帰り出産、自宅出産、助産院出産、最寄りの産院、無痛分娩、フリースタイル分娩、院内の雰囲気、口コミ、産前産後の教室やフォローの手厚さ、入院費用…

あらゆる事情を考慮の上、希望に合った産院を検討しましょう。

コロナ禍以降、立会い可否、面会時間なども病院によって大きく異なります。パパや兄姉、祖父母との面会についても確認することをおすすめします。

人気の病院はすぐに枠が埋まってしまうこともあります。早めに決断しましょう。

分娩予約をする

産院が決まったら、すぐに分娩予約をしましょう。初診時にすでに決めている方、2ヶ月目までに予約まで済んでいる方もいらっしゃるとは思いますが、3ヶ月頃までには分娩予約をするケースが多いようです。

まだ決めていない方は、妊娠3ヶ月(妊娠8週~11週)中を目途に予約しておきましょう。

今後のタスクやイベントを把握する、リスト化する

性別がわかってからの方が良いタスク、体調が落ち着いているときにしかできないタスク、今すぐにでもやるべきタスクなど、優先順位や時期も様々。当ページを参考に、計画を立てておきましょう。

やり忘れているタスクが無いか確認

本来なら妊娠2ヶ月(妊娠4週~7週)にやっておくべき、あるいは始めておくべきタスクが残っていないか、念のため確認しておきましょう。

特に妊娠発覚が8週以降だった方については、急ぎやっておくべき事柄があります。当ページ上部に戻り、確認しておくことをおすすめします。

各方面への報告のタイミングを考える

妊娠報告のタイミングは自由ですが、意外と悩むものです。妊娠しているという事実がいつ誰に影響を及ぼすか、体調不良などの際に頼るべきは誰か、あらゆる要素を考慮して検討しておきましょう。

ちなみに!
パンパパ!運営者「幸作」の職場報告は、第一子と第三子妊娠時は12週以降でしたが、第二子妊娠時は10週でした。妊娠悪阻で妻が入院するも当時第一子は1歳半。保育園にも入れていないため預け先もすぐには見つからず私が休暇や在宅勤務で調整。仕事に影響が出ることから安定期を待たずに報告しました。働くママだけではなくパパも職場への報告時期は状況に応じて検討する必要があります。

妊娠線予防クリーム/オイルを用意する

妊娠によりお腹が出てくるのは妊娠中期頃ですが、「妊娠線」の予防は初期から始めておくに越したことはありません。

中にはつわり期間中にお腹のマッサージをすると気分が悪くなってしまう、という症状もあるようです。無理なく始めることをおすすめします。

※妊娠線予防をしたからといって必ず避けられるわけではあありません。

ちなみに!
私の妻は第一子、第二子の妊娠時は妊娠線を避けられました。第三子もこのまま乗り越えられることを祈るのみです。

掲載する内容には十分注意をしておりますが、医療従事者等の専門的な意見に取って代わるものではありません。診断や治療法につきましては、必ず医療従事者など専門家に確認していただきますようお願い申し上げます。飽くまでも個人の記録であり、「経験談」を超えるものではありません。お含みおきください。
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