子どもの言い間違い、最高ですよね。想像の斜め上を行くトリックをかましてきます。一時爆笑、その後忘却では勿体無い。一生残すべき宝物です。
パンパパ!の運営者、幸作が選ぶ、我が子のひーちゃんとひーくんの「言い間違い」を、「好きな順」にご紹介します。暫定1位は「うもべし(梅干)」です。
それでは行きましょう。
第1位 うもべし(梅干)
これは長らく一位に君臨しています。不動です。母音を一部入れ替えてしまっただけの正攻法(?)でありながら絶妙なんです。「うも」のごにょごにょ感と「べし」のスパッと感が素敵です。シンプルイズベスト。優勝です。
第2位 なろぴたん(ナポリタン)
これも長いこと2位の座を守っています。これは子音を一部入れ替えてしまう古典的なパターンです。サロンパス的な、冷えピタ的な、貼り薬の商品名を彷彿とさせていますね。どんな効能があるのか、つい期待してしまいます。
第3位 ダイナス(ダイナソー)
これは意見がわかれますし、解説が難しいです。幼児が言うから可愛いのかもしれません。個人的にはツボです。本来伸ばすべきところを、スッと急に締めてくる感じ。なんでしょう。好き!可愛い!共感は得られないでしょうか。
第4位 チャケップけかる(ケチャップかける)
これは複合技ですね。それぞれ単体ではランク外ですが、セットでこの位置です。この時期を想像してください。二語文初期の、全力の意思表示です。その必死さも加点になっています。
第5位 はくしゃみ(くしゃみ)
これは他に類を見ない唯一無二のトリックです。ある意味、おしっこやゲップのように、語源はこれなんじゃないかと錯覚させるほどのベストな組み合わせです。
第6位 だひこも(抱っこ紐)
これはずるい。単語自体ではなく、甘えるシチュエーションによる加点が大きい気がします。いつも「だっこだっこ」とねだる娘が突然、足元で上を向き手を上げて懇願の表情で「だひこも!」。完敗です。
第7位 ブランコリン(ブランコかトランポリン)
我が家には室内にブランコ(滑り台とジムと一体のやつ)もトランポリン(単体)もあるのでどちらかわからず。結局滑り台をすべったので、未だに答えは不明。
第8位 はなずみ(はなみず)
なぜかやたらとしっくりきます。何度も何度も聞いてると違和感がなくなるんですよね。「鼻詰まり」にも近い音だからでしょうか。脳がスムーズに受け入れます。我が家ではその後もわざと「はなずみ」と言うため下の子もしっかり継承しました。
第9位 せみねーちゃん(シェリーメイちゃん)
「せみねーちゃんがいない」「せみねーちゃんどこ」と泣き喚く娘。何度聞き返しても間違いなく「せみねーちゃん」。これはわかりません。答えを特定するまでの苦労はNo. 1でした。
第10位 該当なし
あえてここは空位にしておきます。ここに新たに加わるのもいいですし、もっと上位に何かが食い込んできても「せみねーちゃん」のトップ10入りを維持するのもいいかなーと。期待します。
【その他】
マコロニ(マカロニ)
くぶるし(くるぶし)
はなずみ(はなみず)
おすくり(おくすり)
がじゃいも(じゃがいも)
しぎに(ひじき煮)
プゼレント(プレゼント)
コップポーン(ポップコーン)
ちきね(きつね)
ちきね(つくね)
とうもころし(とうもろこし)
ボッコリー(ブロッコリー)
エベレーター(エレベーター)
ばんしょこ(絆創膏)
マネリーゼ(マヨネーズ)
たんぽこ(たんぽぽ)
にんにくざい(入浴剤)
お邪魔タクシー(おたまじゃくし)
くじらし(くら寿司)
コーヒーおじさん(身内のこうへいおじさん)
バズオートリア(バズ・ライトイヤー)
モッチョ(ロッツォ)
ステッチ(スティッチ)
まとめ
トリッキーな言い間違いをする時期はほんの一時です。正しく直させたくないくらい可愛いですよね。尊いです。
子どもが大きくなったときの笑い話にもなるかもしれません。皆様も「言い間違い語録」を残しておいてはいかがでしょうか。